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​書究文化書芸院

審査会員

氏名

経春

はやし

きょうしゅん

林

釈文・読み

「牛橛造像記」 若生世界妙楽自在之処若有苦累即令解脱三途悪道永絶因趣一切衆生咸蒙斯福

意味

もしこの世に生まれるなら、楽しく自由な所に生まれるように。万一苦しみの中なら、直に解かれ、三悪道がその身に及びませんように。あわせて一切の衆生もこの至福に浴しますように。

解説・備考

長楽王丘穆陵の夫人尉遅(うつち)が亡くなった息子の牛橛のために弥勒像を造り、どうか迷いの境地から脱し、自由の世界に遊びますように、と亡くした息子の死後の幸せを願う母親のせつたる心情がよく現れている。

書家からのメッセージ

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