top of page

​書究文化書芸院

審査会員

氏名

内海

秀翠

うちうみ

しゅうすい

内海

釈文・読み

臨書:温泉銘(645年 唐 太宗の行書作品)

意味

温泉銘の意味について、太宗は長安の東に温泉宮を建てたのですが、その温泉の効能をたたえた碑ということで、この名がついています。

解説・備考

温泉銘の特徴は、字形は縦長で左右に傾斜をつけ、文字は大小織り交ぜ、点画は長短様々、自由奔放に変化させながらも繊細なほど巧妙にバランスのとれた構成です。王羲之の影響がベースにありながら、それにとどまらない豊かな資質と独創性があります。数年に一度、書究の課題でとりあげられますが、太宗のようなゆったりとした線質や独創性を学びたいと思い、3年くらい前からこの温泉銘と向き合い取り組んで来ました。

書家からのメッセージ

この度は、北海道知事賞を頂きまして、誠にありがとうございます。身に余る光栄です。今後は更に精進してまいりたいと思います。

bottom of page